病理学講座教授 池上 雅博
東京慈恵医科大学の病理は基礎医学講座の病理学講座と附属4病院の病院病理部の2つに機能分化し活動しています。
病理学講座では主に研究と卒前・卒後の医学教育を、病院病理部では主に診断病理業務をおこなっています。
初期研修を終え、病理学講座に入局した諸君は基本的に病院病理部に出向し、後期レジデントとして診断病理(病理組織診断、細胞診断、剖検診断)の研鑽を積むことになります。
西新橋の附属病院の組織診断のみで年間16,000件以上の症例数を有し、国内施設でも他に類を見ないほど充実しているとともに偏りのない研修が可能です。
また病理学講座・病院病理部には消化器、呼吸器、肝臓、腎・泌尿器、男性・女性生殖器、骨軟部、神経などを専門とするエキスパート病理医が揃っており、広い分野において質の高い指導を受けることができます。
また他施設からの転職や他科からの転科希望の方にも柔軟に対応しております。